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時代物紹介 その1

前回のエントリーは書いてても読んでてもあまり気持ちのいいものではなかったので、
少々方向転換。

最近、武士道(というよりは江戸時代の剣豪・剣客)物に対する熱が再燃。
つうかこのジャンル、結構手堅いジャンルだと思うのですよ。

例えば映画一つとっても、黒澤明の「七人の侍」は世界的評価を得てますし、他にも
「ラスト・サムライ」など、侍(or武士道)をメインに据えたハリウッド産映画が多数。
また、池波正太郎の「鬼平犯科帳」や「剣客商売」は、さいとう・たかを(ゴルゴ13の作者)が
劇画化しているし、スカパーにも「時代劇チャンネル」と専門チャンネルが存在します。

そんなこんなでわりかし好きなジャンルである時代劇ものから、いくつか本などを紹介。
まとめて紹介するととんでもない長さのエントリになるため、数回に分けます。


まず1つ目が「シグルイ」(漫画)。 
寛永六年一月、駿府城。
無用に剣士の生命が損なわれるのを防ぐために、木刀で行うのが
通例である御前試合。

だが、徳川幕府 第三代将軍・家光の実弟でありながら、後に切腹を
申しつけられる 駿河大納言・忠長の命により、真剣を用いての御前試合が
開催される運びとなった。
この漫画は残酷時代劇小説として知られる、南条範夫の「駿河城御前試合」
原作となっており、漫画の方でもこれでもかと言いたげに首が飛び、
臓器がそこら中に撒き散らされています。

考えてみれば、人間なんて内臓・骨が所狭しと皮の下に詰め込まれているだけ
なので、皮を深く斬れば内臓なんて簡単に出てくる。だから、真剣勝負の
凄みを表現するには山口貴由の描くこの過激描写が必須なんだな。

話の筋としては、現時点で刊行されている6巻までで扱われてるのは
駿河城御前試合の第一試合目「無明逆流れ」。ただしまだ一試合目の内容が
全て終わっているわけではないです。むしろいつ試合になるのって感じ。

というのも、私は原作のほうは未読なのですが、40ページ弱で完結するこの
第一試合に山口貴由が非常に濃い味付けを施しているそうです。
当然、独自のアレンジや要素を多分に含んだ味を。

中でも、一番味付けに拘っているのであろう岩本虎眼。圧倒的な剣技を持ちながらも
精神の均衡を失くし、曖昧と正気の狭間を行き来するこのイカレた老剣士は
主役ではないのに、それ以上の圧倒的な存在感を読者に見せ付けてくれます。
以下、その虎眼が中心となる第六巻から抜粋。
この夜の岩本虎眼が正気でも曖昧でもなく
敵であろうと味方であろうと
間合いに入るもの全てを斬る魔神へと変貌を遂げたこと
どうも、イカれた老剣士から更なる高みにステップアップしちゃったようです。

そして訪れる壮絶という言葉ですら生ぬるい死に様。
あんたやっぱり最強(であり最凶)だよ。

Comments:2

れいしゃす URL 2006-05-15 (月) 00:33

うあぁあああ
寝る前にぐろいものを見てしまった!!!
血とか臓器とかだめなのにぃ。・゚・(ノД`)・゚・。
というかえびさんにそんな趣味があるとは想定gry

えび URL 2006-05-15 (月) 01:22

別にグロ趣味はないかなぁ。ホラー映画とかは嫌いだし。

つうか、表現上不要なグロとかはむしろ嫌い。
ネット上に散見されるグロ画像なんかをうっかりみちゃった日には
私だって発狂しますヨ。

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