Home > 紹介など > 現代社会の教科書

現代社会の教科書


「尊敬する人物とその理由を答えて下さい。」
『ゴルゴ13です。理由は暗殺者だからです。』

別に上記のやりとりに深い意味はありません。
なんとなく書いてみたかっただけです。

ついでに言えば、更新回数が月ごとに3・4・3・4・・・と規則性を帯びてるのも
別に意図してそうしてるわけではないです。

さて、いつものごとく心底どうでもいい枕文を書いたところで本題へ。




ゴルゴを通じて現代社会を読み解いていく「ゴルゴ13世界情勢裏ナビ」という本が
 あったので、買ってみました。

背景のリアルさにはとことんこだわっています。世界情勢もそうですし、
外国の町並みなど、ディテールは全て徹底的に調べて描きます。
(巻頭の作者インタビューより)

1968年に連載が開始されてから、現在においてもまだ連載が続いているのですが、
超長期連載の理由の1つとして、各エピソードが民族紛争、世界経済、軍事における
パワーバランス、メディア論などの現代社会で起きている事象を色濃く反映し、
圧倒的なリアリティをもつ作品に仕立て上げているという点が挙げられるでしょう。


さて、この本なのですが内容として、

監視社会/国際金融/資源戦争/食料戦争/日米経済戦争
メディア支配/民族紛争/パレスチナ問題/イラク情勢/激動の中国
軍事技術/キーパーソン/影の組織

の13項目に関しての現代情勢解説があります。


リンク先のアマゾンに掲載されている、他の人のレビューにも書いてありますが、
各内容に関してはあくまでもシリーズで用いられた設定の元となる情勢を
ピックアップして解説したものです。なので、それぞれの分野に関する深い
専門知識がある人にとっては少々物足りない内容だと思います。

逆に言えば、現代世界の情勢をそれぞれのテーマにカテゴライズして
解説してるので、ごく初歩的な知識を身につけるには適しているのではないかと。

各項目に関しても、漫画から取ったカットや図解・写真などの説明が随所に
入っているので、それなりに見やすいものだと思います。


余談ながら、漫画の「ゴルゴ13」で文庫サイズの宣伝帯に「現代社会を
読み解くバイブル」だとか書かれていることがあったりしますが、私自身は
これ結構的を得た宣伝文句だと思ってます。

暗殺対象であるターゲットやそれに関わる団体等は、実在の物とは違う
名前に変えてあったりするなど、若干のフィクションは入っていることがありますが、
この徹底したリアリズムの追及が人気の理由の1つであるといっても
過言ではないと思います。無論、登場人物のキャラクター性があってこそですが。


内容が内容だけに笑えるようなものではないですが、興味ある人は
手にとって現代世界を読み解いてみてはいかがでしょうか。


Comments:0

Comment Form

Home > 紹介など > 現代社会の教科書

Recent Comments
Recent Trackback
Search
Links
Feeds

Page Top